強弱記号ってなに?① 特徴を覚えてピアノの練習に備えよう!8

強弱記号ってなに?Part.1 特徴を覚えてピアノの練習に備えよう!第8弾

梶田講師
こんにちは!ABCミュージックスクールピアノ教室科講師の梶田です。
今回は前回の「スタッカート」で「-issimo」の説明をしましたので、それに関連して強弱記号についてお話ししたいと思います。

「強弱記号」とはその名の通り音の強さ・弱さを表す記号です。楽譜上で例えば、pとかfとか書いてあるあの記号のことです!

強弱記号はたくさんありますので、何回かに分けてお話ししていきたいと思います。
今回は基本的な強弱記号の理解を深めてみましょう!

 

ピアノ


「ピアノ (piano)」と読みます。
音楽用語としての意味は、「弱く」「小さく」です。
元々のイタリア語の意味は、「慎重に」「静かに」ですので、演奏する時はそっと静かに奏するといいと思います。

因みにこの強弱記号の「ピアノ」は楽器の「ピアノ」と同じ意味です。
「gravicembalo col piano e forte (ピアノとフォルテ(弱い音と強い音)が出せるチェンバロ)」という長い名前の古い鍵盤楽器が、現在の「ピアノ」という楽器の名称に由来しています。
この長~い楽器名の「piano」だけが残って、「ピアノ」を呼ばれているのです。

 
さて、皆さんは「ピアノ(強弱記号)」を弾くときどんな音を出していますか?
子供の生徒に「ピアノで弾いて!」と言うと、芯のないフワフワした弱弱しい音を出すことがあります。「ピアノ」とはいえ、力を抜きすぎずしっかり鍵盤の下まで押さえて、たとえ小さい音でも芯のある音を出すようにしましょう!

力強く激しい演奏の方が、聞いていて「おおっ!スゴイ!!」となるかもしれませんが、実はフォルテよりも気を使って「慎重に」音を出さないといい「ピアノ」は出せないのです!それだけ「ピアノ」を出すって難しいことなんですよ!

ピアノに限らず他の楽器や歌でも、美しく「ピアノ」を演奏できる奏者は素晴らしいプレイヤーになれると思います!!実際に一流のプレイヤーはピアノ・ピアニッシモが本当に美しいのです♪

 

フォルテ


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音楽用語としての意味は、「強く」「大きく」です。
元々のイタリア語の意味は、「力強く」「激しく」ですので、やっぱり力強い演奏をするといいと思います。

こちらも演奏する時に少し注意しなくてはいけないのは、「力強い」といっても、力任せに破裂したような打撃音にしてはいけないと思います。
もちろん曲に合っていたり、効果として使ったりは別ですが、やはり基本的には「美しい」「綺麗な」音色を出すことが一番いいと思います。

「ピアノ」も「フォルテ」も自分がどの位の音量で弾けるのか、是非一度確認してみるといいと思いますよ!

 

メゾピアノとメゾフォルテ

ピアノとフォルテ、それぞれの前に小文字の「m」が付いた強弱記号はそれぞれ、

 

メゾピアノ (mezzo piano)

 

メゾフォルテ (mezzo forte)

と読みます。

「mezzo (メゾ、メッツォ)」とはどんな意味かというと、「半分の」「中間の」です。
ですので「mezzo」が付いた「ピアノ」や「フォルテ」は、その意味を弱めることになります。

「メゾピアノ」は「やや弱く」「少し小さく」
「メゾフォルテ」は「やや強く」「少し大きく」
となります。

それぞれの意味を弱めますので、「mezzo」が付く前のものと音量の強さを比較すると下の図の通りです。

「やや弱く」「やや強く」という意味だけ覚えていると、強弱の比較をする際にどちらの方が弱いのか強いのか分からなくなる場合があるようですので、意味よりも上の図の比較を覚えておく方が便利かもしれません!

 

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前回のスタッカートでも説明していますが、「-issimo」は形容詞の絶対最上級を表します。日本語で表すと「最も」「きわめて」といった感じです。
強弱記号にもこの「-issimo」がつく記号があります。

 

ピアニッシモ (pianissimo)

 

フォルティッシモ (fortissimo)

「ピアノ」や「フォルテ」に「-issimo」がつくということは、それぞれ「きわめて弱く」、「きわめて強く」ということになります。「mezzo」とは逆にその意味を強めることになります。
今までの強弱を比較すると下の図の通りです。

 
更に、ピアノを3つ並べた下記のような記号も存在します!


読み方としては「ピアノピアニッシモ (pianopianissimo)」又は「ピアニッシシモ (pianissishimo)」です。
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フォルテに関しても3つ並べた場合は、「フォルテフォルティッシモ (fortefortissimo)」又は「フォルティッシシモ (fortissishimo)」と読みます。


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ピアニッシシモやフォルティッシシモなんてとても読みづらいですよね。頻繁に出てくる記号ではありませんが、是非覚えておきましょう!!

 

楽譜を見てみよう

折角ですので楽譜上に強弱記号を置いていきたいと思います。

課題曲は菅田将暉さんが歌っている「虹」です。
今回は私の独断と偏見で強弱を決めていますので、出版楽譜とは異なる可能性がありますが、飽くまでもご参考まで!

それでははじめてみましょう!

 
先ず前奏はやはり歌が始まる前ですし、あまり小さすぎる感じでもないと思いますので、「メゾピアノ」がいいと思います。

歌が始まるAメロの部分もあまり強い感じのイメージではありませんので、そのまま「メゾピアノ」でいいと思います。

少し曲調の変わるBメロは「メゾフォルテ」がいいのではと思います。

そしてサビのはじめは「メゾフォルテ」、盛り上がるところからは「フォルテ」で力強く演奏するといいですよね。もちろん歌の最後は「フォルティッシモ」でしっかり聞かせると、とってもいいと思います。
歌い切った後の後奏は静かに「メゾピアノ」ではじめましょう。強弱の落差があって効果的だと思います。

こういった強弱記号を入れて演奏すると少し難易度が上がりますが、音楽的な演奏になって魅力的になると思います。また自分がどれだけの音量が出せるか分からなければ、一番小さく演奏できる音量と一番大きく演奏できる音量を確認してみましょう。

因みに今回私が提案した強弱記号には「ピアノ」は使いませんでした。
ですので、一番小さい音量を「メゾピアノ」の所で、一番大きい音量を「フォルティッシモ」の所で使うのもいいと思います。
必ずしも「ピアノ」はこのくらいの音量、「フォルテ」はこれだけの音量、と機械的に数値として決まっている訳ではありませんので、曲によって強・弱を比較・調整して演奏すればいいと思いますよ!

 

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梶田講師
今回は基本的な強弱記号を説明しましたが、理解は深まりましたでしょうか?是非お手持ちの楽譜を見てみてくださいね。

もし強弱記号の無い楽譜でも原曲を聞きながらご自身で強弱記号をつけてみてください!
必ずしも音量が機械的に決まってはいませんので、曲によって強・弱は変えて弾いてみましょう。さらに素敵な演奏になること間違いなしです☆彡

記号の意味をきちんと理解して楽譜を読むとまた新たな発見があるかもしれません!
それではまた次回お会いしましょう!!

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